冬が旬なのに8月1日? 「八朔(はっさく)」

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八朔(はっさく)

2月からこの時期にかけて店頭をにぎわせる柑橘類。なかでも昔から人気の衰えないのが八朔(はっさく)。これぞ日本の柑橘!といった風格さえ漂ってきます(笑)それにもしても「八朔(はっさく)」という変わった呼び名がついているのはなぜでしょうか?八朔の「八」は八月を表しています。そして「朔」は音読みでは「ついたち」と読み、月が立つ日、つまり旧暦の1日を表します。ちなみに晦日はつごもり(月隠り)ともいい月の終わりを表します。大晦日は年の最後の日なので「大」がつくんですね。
と、此処までは余談。なぜこの時期に旬のフルーツなのに八朔(旧暦8月1日:新暦9月1日)なのかというと、江戸時代末期に広島県因島のお寺 恵日山浄土寺で発見され、当時の重職 小江恵得が「八朔には食べられる」といったところからこの名がつきました。でも実際は9月1日ではまだ実が小さくとても食べられる代物ではないようです。
現在では12月から1月にかけて収穫され、2月から4月にかけて出荷されています。

 

さて、ずいぶんと能書きが長くなってしまいましたが、文旦の雑種である八朔は甘みと酸味のバランスがほどよく、グレープフルーツのように若干の苦みも隠し持っている奥深い味わいのフルーツ。さくさくとした強い食感が人気です。やや通好みなフルーツではありますが、はまった人は毎年楽しみに買いにくるほどです。苦みを活かして、マーマレードなどにもむいているかもしれません。

グレープフルーツのところでも紹介しましたが、苦み成分ナリンギンは食欲を抑えたり、脂肪燃焼を促したりとダイエット効果が期待できます。(高血圧の薬を飲んでいる方は控えられた方がよいといわれていますが)また、造血に欠かせない葉酸や、塩分排出を助けるカリウム、美肌効果・風邪予防のビタミンCなども含まれているので、積極的に食べたいところです。

下町都立家政には八朔ファンがたくさんいます。この時期は欠かすことのできないフルーツの一つ。食べた事のない人は是非、お試しください!

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このページは、ハカセが2012年1月 9日 18:08に書いたブログ記事です。

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