豊かな幸に恵まれる。「幸水梨・豊水梨」

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幸水梨・豊水梨

秋のフルーツの代名詞の一つといえば梨ですね!特に旬の走りの頃から中盤にかけて出る大人気品種といえば「幸水」と「豊水」です。でもその違いってわかりますか?店頭でもよく「幸水と豊水の違いって何?」と質問をいただきます。確かに名前も似ているし、大きさも近い。せっかくだから個性の違いをしっかり覚えて食べくらべてみたいものです。なので今回はこの二つの梨の違いについて語ります!

さて、この写真を見て幸水と豊水の違いがわかりますか?まず、色の違いがあります。左が幸水。やや緑がかって石細胞と言われるつぶつぶの極めが細かいのが特徴です。一方の豊水は赤みがかっていて石細胞の極めが少し粗めです。形状も幸水がやや扁平で豊水は丸々としています。

そして肝心の味と食感。幸水は酸味が少なく甘みが強く、果肉はやや柔らかめでジューシーなのが特徴です。一方、豊水はその名の通り、幸水よりもさらに多汁です。ほどよく酸味があるのも豊水の特徴。このあたりが好みの分かれる所で、お客さんの中でも面白いくらいにくっきりと幸水派と豊水派に分かれます。似てるけどそれくらいくっきりとキャラクターが違うので、フルーツショップとしては是非食べくらべていただきたいといつも思ってます(^_^)

日本で「ナシ」といばいわゆる和梨。登呂遺跡で種が発見された等、すでに弥生時代から食べられていたので日本固有の果物の一種といってもいいかもしれません。江戸時代にはすでに100種類を超す品種が栽培されていました。「ナシ」は、果実の中が白い事から「中白(なかしろ)」からナシになったとか、風があたると実がならないため「風なし」からその名がついたという説があります。それくらいナシというのは昔から栽培されて楽しまれていたフルーツなんですね。ちなみに1941年生まれの幸水。1954年生まれの豊水。これに南水を加えて梨の人気3種を「三水」なんていいます。

梨ってフルーツには珍しく、実はあんまりビタミンをほとんど含んでいません。あんまり栄養ないのかな、なんて思われていましたが、食物繊維はもちろん、シャリシャリ食感の元、石細胞ペントザンとリグニンが腸を刺激し、梨の糖分の一種ソルビトールが便を柔らかくしてくれ便通をよくします。また、むくみを解消するカリウム、疲労回復に効くアスパラギン酸を含み疲れた体にうれしい効果があります。また、今注目の「酵素」の一種、タンパク質消化酵素のプロテアーゼを含み、消化を助けてくれます。とにかく腸内環境を整えるのに効果絶大な梨は美味しくって体にもうれしいフルーツなんです!

幸水や豊水はもちろん、これから冬までいろいろな種類の梨が楽しめます。是非、季節ごとの梨を楽しんでくださいね!
フタバフルーツでもこれから様ざまな梨を紹介していければと思っています!

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このページは、ハカセが2011年9月19日 18:04に書いたブログ記事です。

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