2010年10月アーカイブ

洋梨ラフランス

西洋なしは16世紀頃からドイツ、イギリスで栽培されはじめ、18世紀のイギリスで代表的品種、バートレットが発見されます。これが明治初期、日本に入りました。国内の産地として有名な山形県では、古くからのなし産地である東置賜郡屋代村(現在の高畠町)で明治8年に栽培を始めたとされています。 そして、ラ・フランスは1864年、フランスのクロード・ブランシュ氏が発見。そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物である!」と賛美したことから「ラ・フランス」と名前がついたといわれています。

 
しかし当時は、「実ったはずの果実を食べても、石のように固くてまずかった。こんなもの食べられないと捨てておいた。それが時間がたつと黄ばんで香りがしてきたので、拾って食べたらおいしかった。収穫後に熟させて食べることに初めて気づいた」という笑えない記録もあります。それもそのはず、10月中旬ころ収穫され、10日間ほど予冷し、その後常温で2~3週間の追熟期間を経て食べ頃となるからです。
シナノスウィート
まだまだ認知度は低いですが、シナノスウィートはリンゴ界のサラブレットです。というのも1996年に品種登録とかなり若い品種なのですが、母方の両親は「国光」と「デリシャス」、つまりは中生種から晩生種の代表「ふじ」。父方の両親は「紅玉」と「ゴールデンデリシャス」、つまりは早生種リンゴの名品「つがる」。どちらの親もジューシーで甘さと酸味のバランスが絶妙で、保存に優れ、常温で1ヶ月ほど、冷蔵でも3ヶ月という長期にわたっての保存が可能なリンゴたちです。
中生のリンゴというと「若くて酸っぱいんじゃないの?」とか、「味のノリがまだまだでしょ」とか思われがちですが、このシナノスウィート。上述の通り、リンゴ界最強の遺伝子(いいすぎ?)を継いでおります。なんと糖度は14%から15%といわれ、酸度は0.3%と抑え目。糖度13%、酸度0.3%ほどのつがると比べてもこの時期でこの甘さはなかなか見られないのです!酸っぱいのが苦手で、でも今からでもリンゴが食べたい!という方にはおすすめな逸品です。
千秋

千秋は1966年、秋田県果樹試験場(現・秋田県農業水産技術センター果樹試験場)で、東光にふじを交配して産声を上げたリンゴです。1978(昭和53)年に秋田県知事が千秋と名づけ、1980(昭和55)年の登録となりました。
くっきりとした縦じまが走った紅色で、果皮が薄くいのが特徴です。長雨に弱く、薄皮のためか収穫前に割れてしまう事があるので主に半透明の袋(日を遮らないため)をかけ、手間隙をかけて栽培されます。10月上旬から中旬にかけて出荷の最盛期を向かえます。ちょうど今頃ですね
紅玉
1826年にアメリカ・ニューヨーク州の農場で発見されたジョナサン(のちの紅玉)が、開国と文明開化にひた走る日本に現れたのは、1871年北海道の開拓使によって導入さてたのが最初だといわれています。
そして、明治から戦後直後まで「リンゴ」といえば同じく米国ヴァージニアが原産の国光と紅玉でした。しかし、バナナの自由化や紅玉の大豊作によって価格が暴落し、その後デリシャス系や品種改良で現れた新品種に取って代わられることとなりました。
しかし全体が見事に赤く染まり、さっぱりとした酸味を持ち、シャッキリとした歯ごたえが特徴の個性的なリンゴとして近年また注目されています。そして、酸味という味の特徴からジャムやコンポート、アップルパイなど加工や調理にも優れており、今もなお人気の品種であることに変わりはありません。
こんばんは。
寒いですな。
木枯らし一番らしいです。

いつもViva La Fruitsでお世話になっている表参道のSMOKEPHINGERINの小林資幸さん展示会にお邪魔してきました。




僕は洋服のデザインの事はよくわかりませんが、爽やかでやわらかいけど芯がある感じがしました。MA-1のリメイクベストよかったなー。

せっかくきたのでほろ酔いになって帰りました。なんか居心地がよいんだな、SMOKE。

ちょこっとだけ、12月2日のViva La Fruitsのお話もできたし。つぎは今年の集大成。いろいろ盛り込みます!

場所:3丁目,目黒区,日本

紀ノ川柿

「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規が奈良を訪れた時の一句です。秋の味覚と夕映えの法隆寺や山々のシルエットが浮かぶ写真で切り取ったような日本の秋の情景を表わすあまりにも有名な句ですね。そう、やっぱり日本人にとって柿といえば、秋なのです。

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